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生活習慣病の予防やメンタルヘルスの改善に効果があると言われている運動。このページでは、健康管理における運動の効果や種類、企業側が社員の運動に取り組むメリットなどをまとめています。社員の健康管理について知りたいと思っている担当者は、ぜひ参考にしてみてください。
運動を頻繁に行っている人や身体活動量が多い人は、総死亡率や生活習慣病の罹患率が低いです。実際に、運動が心身の健康維持やQOLに効果的であることが認められています。また、高齢者の場合も歩行をはじめとした身体活動を積極的に実施すれば、寝たきりや死亡を減らせることが分かっているのです。
生活習慣病の予防を目的に運動をする場合、1日に何度か10分程度の歩行をするだけでも良い効果が期待できるでしょう。そのため、家事や通勤での歩行といった日常生活はもちろん、レジャー活動やスポーツなど、あらゆる身体活動が健康維持に欠かせないと考えられています。
しかし、健康管理と運動の関係性を知っている人は多いものの、実際に意識的に身体を動かしている人の割合はまだまだ少ないのが現状です。社員の健康管理を実現するためには、運動の大切さの周知だけでなく具体的な取り組みも必要になるかもしれません。
有酸素運動とは、血中の脂肪をエネルギーとして燃焼する運動を指します。具体的には、ウォーキングや水泳、サイクリングといった筋肉へのストレスが比較的軽く、長時間継続して体を動かすものが挙げられるでしょう。
これらの運動を実施することで、心肺機能の向上や加齢に伴う心身の活力低下などの予防といった効果を得られます。運動を行う頻度は週に1時間以上が目安で、軽く息がはずむ程度に身体を動かすのがポイントです。
筋肉に負荷をかけて、単純な動きを何度も繰り返す運動を指す筋力トレーニング。腕立て伏せや腹筋、スクワットなどがこれにあたるでしょう。筋肉を動かすことで代謝が上がり、日常動作における消費エネルギーを増やせるのが特徴です。筋力の維持は骨折や転倒、寝たきりなどのリスクを低減するのに効果的なので、高齢者にもおすすめの運動となっています。
息を止めるほど負荷の大きいトレーニングは身体を壊す原因となるので、専門家の指導を受けながら実施すると良いかもしれません。
生活習慣病の予防・改善に効果的かは定かではないものの、運動前のストレッチは関節への負担軽減やケガの予防につながります。リラックス効果や肩こり・腰痛の改善、疲労回復などのメリットもあるので、積極的に取り入れてみましょう。
糖尿病を改善させる運動種目には、有酸素運動と筋力トレーニングの2つが挙げられます。これらを単体で行うのではなく併用して行うことで、より効果的に糖尿病を改善できるでしょう。
「どちらも行うには時間が足りない…」と思っている人におすすめなのは、水泳などの水中運動です。水中運動は有酸素運動と筋力トレーニングの両方に含まれており、1度で2種目をクリアできます。また、膝への負担を軽減できるなど安全性も高いです。
内臓脂肪を減らすことを目的とする場合、エネルギー消費量の多い運動をするのがポイントです。運動種目は有酸素運動と筋力トレーニングのどちらでも問題ありませんが、より効率的にエネルギー消費量を確保するなら有酸素運動が適しています。
また、あくまでもエネルギー消費量の多さが重要なので、運動の強度は低強度でも高強度でも構いません。低強度であればより長時間、高強度であればより身体への負荷が大きくなるため、自分に合った運動を選んでください。
高血圧の改善は降圧薬治療と生活習慣の改善が基本となりますが、高血圧症の予防には積極的な運動が有用です。運動種目は有酸素運動がおすすめで、速足でのウォーキングやランニングを毎日30分以上行うのが好ましいとされています。
スポーツ庁の発表した「令和3年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、運動不足を実感しながらも運動頻度が週に1日を下回る人は40%に及ぶことが判明しています※。働き盛りとされる20代~50代は、特に運動頻度が少ないです。
また、「仕事や家事が忙しい」「面倒くさい」などの理由で運動をしていない人が多いことも分かっています。その点、1日のほとんどを過ごす会社で運動を取り入れれば、社員の運動不足の改善が期待できるでしょう。
※参照元:KIWIGO_社内で運動に取り組むメリットや効果的な方法は?事例もあわせて解説(https://kiwi-go.jp/column/inhouse-exercise/#i-2)
超低強度運動の運動は、記憶力の向上効果が期待できるとされています。また、週1回以上の有酸素運動は、脳機能に良い効果が期待できるのです。精神科医で医学博士のアンダース・ハンセンが書いた「一流の頭脳」によると「、運動は集中力や記憶力が高まり、効率的に情報を処理できるようになる」とされています※。
そのため、社内で太極拳やヨガ、ウォーキングといった運動を促進すれば、社員の集中力や記憶力が上がり作業効率アップが見込めるでしょう。
※参照元:KIWIGO_社内で運動に取り組むメリットや効果的な方法は?事例もあわせて解説(https://kiwi-go.jp/column/inhouse-exercise/#i-2)
レクリエーションや屋外活動などのイベントを定期的に開催することで、社員同士の交流の機会が増えます。テレワークを主体とする仕事の場合も、コミュニケーションの場を設ければ孤独感を抱きにくくなり、社員のメンタルヘルス不調を予防につながるでしょう。
2023年3月6日時点、Google検索「健康管理システム」で上位表示されているクラウド版健康管理システムから、「セキュリティ対策が整っている」としてISO27001(ISMS)認定を取得している、かつ公式サイトに「月額費用の目安」が掲載されているものを選出。導入実績・1人あたりの月額費用目安・セキュリティ対策で比較しています。ぜひチェックしてみてください。
導入実績 | 1人あたりの月額費用目安 | セキュリティ対策 | |||
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1名~ 999名 |
1000名~1999名 | 2000名~ | |||
Growbase
(旧)ヘルスサポートシステム (ウェルネス・コミュニケーションズ) |
1,000社以上 | ~200円 ※1 | 約145円 ※2 | 約102円 ※3 | ISO/IEC 27001 (ISMS)認定を取得 |
newbie
(マイクロウェーブ) |
記載なし | 220円 ※5 | 550~1100円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
~550円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
Carely
(iCARE) |
490社以上 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
・ISO/IEC 27001(ISMS)認定を取得
・24時間365日セキュリティ管理
800社以上
約90円
※セキュリティ対策:2006年8月1日制定 ※導入実績:2021年2月18日時点 ※月額費用目安:2021年2月18日時点、スタンダード版利用、従業員数2,000名の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
350社以上
200円
※セキュリティ対策:2013年2月6日制定、2021年3月1日改定 参照元:carely公式サイト(https://www.carely.io/security.html)※「クラウド」利用の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
厚生労働省の定めるガイドラインに則ったセキュリティ対策
記載なし
220円
※セキュリティ対策:2005年3月1日制定、2014年3月25日改訂 ※月額費用目安:2020年12月時点「健診+ストレスチェック」の場合